ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

銀行

キプロスに預金を置くロシア

キプロスが預金への課徴金を課すことになった件について、決定前の記事ですがロシアの企業がどのくらいキプロスにお金を置いていたかFinmarketがMoody'sの評価を掲載しています。
(本当はこっちを先に掲載する予定だったのですが・・・)

銀行預金部分の訳を抜粋しておきましたが、 ロシアの銀行はキプロスの銀行に120億ドルを預金としておいていて、またロシアの企業はキプロスに190億ドルを置いているとのこと。この10%だとすると31億ドル・・・個別企業にとってはつらいとこも出てきそうですが、全体としてはそこまで大きな影響はないかもしれません。

銀行の中でキプロス資産が最も大きいのはVTB。ということもあって、昨日のロシア株式市場ではVTBが-5.4%と大きく下げています。ただ、市場で最大のガスプロムが-0.15%と値を変えていないので、全体としてはそこまで下げていません。むしろ日本の方が下げているという・・・どこまで打たれ弱いんでしょうか。

ただ、直接的な預金保有はこのくらいなのですが、間接的なものも含めるとキプロスの銀行の総資産の25%はロシア由来で、このうち1/3が逃避するという説もあります。逃避先はオランダとロシア。キプロス大丈夫か。

この施策には、プーチンさんも、ロシア人の資産がやられるということで強く批判。 微妙な照明を使って恐怖感を増幅させています。狙い撃ちみたいなもんだもんなあ。ロシアは参加していないユーロ機関での決定ですし。

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ロシア年金ファンドの運用動向:GSレポート(3)

GSレポートに関するFinmarketの記事の続きです。

ロシアの株式市場は海外投資家が支配しているのに対し、債券市場にはまだ海外投資家の参入は少なく、ロシアの年金ファンドと銀行がメイン・プレイヤーです。銀行は、中銀オペをするための担保としてポートフォリオの40%を債券で保つ必要があるため、償還が近い債券を大量に保有しています。

私も日本債券については期間を短期化していくか(投資信託)、償還まで持ち続けられるやつ(個人向け国債)で持って行こうかと思っています(まだ実施していませんが)。いきなりデフォルトはないでしょうが、利率上昇はそのうち起こると思うので、残存期間は気になるところです。 ましてやロシアはデフォってますので。

ただ前にも書きましたが、ルーブル建て債券の国債決済が可能になったようなので、今後債券市場も盛り上がるのではないかと。参加者が増えれば国債のプレミアムも下がると思われるので、ロシア経済にも良い影響を与えるでしょう。

経済成長という面ではロシアは新興国としては頼りなく見えてきていますが、証券市場的には今後伸びる余地がまだまだあるかなと。

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ロシア経済の成長を信じロシア経済に投資する中年の投資と勉強の備忘録です。 ロシア語の勉強も兼ねて、ロシアや旧ソ連諸国の経済関連ニュースを紹介していきます。勉強中なので、いろいろ教えて下さい。 HN:イワノフ ブログランキングに参加しています。面白かったらどちらか押してください~↓
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