ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

製造業

ロシアの不況:輸出減少、人員削減:製造業PMI49.4

Finmarketが、「ロシアの不況:輸出減少、人員削減」と称する記事を掲載し、購買担当者指数(PMI)が景況が悪いと考えられる50を下回る数字を出したと報じています。

不況がロシア中に広がっている。8月PMIによると製造業の不振が2ヶ月続いており、また4年間で最大の人員削減を記録している。

ロシア製造業の不振が2ヶ月続いている。8月の製造業PMIは49.4を記録した。この指標が50を切るということは、製造業ビジネスが不振を続けていることを意味する。輸出減少が主な要因だ。2013年下半期にロシア経済・製造業がスタグネーションに陥るのか、それとも脆弱ながらも成長するのか、経済専門家の中でもまだ意見はひとつではない。

  • 8月のPMIは7月の49.2から49.4に微増。製造業における景況悪化を意味する。
  • 原因は、新規受注の伸びが弱いことにある。 
  • 8月の輸出はスタグネーション状態。
  • 消費財需要不足により製造業出荷が拡大しない。7月はこの4年間で初めて出荷が減少した。
  • 未決注文がは6ヶ月連続で減少しており、生産能力への圧力も減っている。未決注文減少の速度は、2012年9月以来で最大となった。
  • このため、製造業では人員削減を続けている。その規模はこの4年間で最大となった。
  • 8月は原材料価格が上昇。完成品価格も微増した。
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エネルギーからの脱却が進むロシア

RBK Dailyが2012年度の鉱工業生産高について報道しています。

鉱工業生産高は2.6%ですが、エネルギー分野が1.1%成長にとどまったのに対し、 その他製造業が4.1%成長となっており、エネルギー一辺倒からの脱却が進んでいる、と記事では肯定的に捉えられています。

同時に輸入も減っていることから、ロシアの製造業の競争力が増し輸入代替が進んでいると結論づけています。「輸入代替」ということばあんまり良いイメージを持っていないのは輸出大国日本の国民だからでしょうか。いや、輸入代替と聞くとどうしても国内産業保護のための輸入障壁っていうイメージがあるからか。といっても、日本を含めたアジア各国も南米も輸入代替から入って成長をしているのだから、ロシアに文句を言う筋合いはあまりないのかもしれません。WTOにも加盟したし。

産業構造的に言えば第1次産業から第2次産業への転換が進みつつあるということなのでしょう。以下紹介していますが、分野別の成長率で興味深かったのは冷蔵庫生産が増えていること。ロシア、というかソ連で冷蔵庫といえばミンスクの冷蔵庫ですが、検索したらサラトフなんかも結構生産しているみたいですね。さすがにミンスクの冷蔵庫の輸入は輸入扱いになってるんですよ・・・ね・・・?WTOに加盟して冷蔵庫の輸入関税も下がっていくところで、価格競争力を保てるかどうか。 

乗用車生産も大きく伸びています(13.3%)が、これこそ輸入障壁を利用した輸入代替なんでしょうね。続きを読む
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