ロシア経済ニュース

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最低生活費

ロシア統計局:ロシアで貧困人口が増加

Vesti Ekonomikaがロシアの貧困人口について報じています。

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ロシア統計局:ロシアで貧困人口が増加

2013年上半期、ロシアの貧困層が70万人増加し1840万人になったとロシア統計局が公表した。最低生活費を下回る収入しかない者は1770万人に及ぶ。

2013年上半期の貧困度は、2012年の12.5%から13%に上昇した。

第2四半期の最低生活費は、2012年第2四半期の6385ルーブルから7372ルーブルに上昇している。

第2四半期の国民一人当たり平均収入は月24807ルーブルで、前年同期では22262ルーブルだった。

第2四半期の最低賃金は第1四半期と変わらず5205ルーブルだった。

これまでロシアで貧困度が最も高かったのは1992年の33.5%で、貧困人口は4930万人に達していた。

最低賃金引き上げもまだ最低生活費の2/3にすぎない

Vesti Ekonomikaが、最低賃金が来年1月から6.7%引き上げられ、5554ルーブルとなると報じています。

引き上げられても、まだ経済発展省が計算する最低生活費の2/3以下なんですね。日本でも、生活保護をもらったほうが低賃金で働くよりも多くもらえることがが議論になっていますが、ロシアでは今でも最低賃金は最低生活費に満たないようです。

130万人がこの賃金で働いているようですが、掛け持ちやパートも含んでいるということで、これだけを生活の糧にしている人がどれだけいるのかはわかりませんが、これだけ経済が発展してきて月17000円と言われるとさすがに厳しいでしょう。

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1ヶ月あたりの最低賃金を6.7%引き上げ5554ルーブル(約17000円、2013年インフレ調整後)とする法律案を準備したと、マクシム・トピリン労働社会福祉大臣が発表した。

現在の最低賃金は月5205ルーブル。2013年度労働可能人口の最低生活費との比率では65.8%だ。経済発展省は、平均最低生活費を月7911ルーブルと計算している。

5554ルーブルという最低賃金は、掛け持ちで働く人やパートも含めて約130万人にかかってくるとトピリン大臣は述べた。公務員のうち半分はこのような労働者だ。

ロシア連邦労働法第133条の要請に基づき、最低賃金を労働可能人口の最低生活費に段階的に近づけるよう法律案が作成されたと同省では説明している。

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Cyprus = Cyp + Rus とロシアの貧困人口減少について

タイトルはInvestcafeのブログから。上手い!と。

キプロスへのEU融資が決定されましたね。ブルームバーグの記事に載っていたのやロシアの記事を見ると、10万ユーロ以下の預金保護対象部分には手を付けず、キプロス銀行とライキ(ポピュラー)銀行の10万ユーロ以上の預金について削減する方針。キプロス銀行では30-40%、ライキ銀行はまだよくわかりませんが10万ユーロ以上はほとんど戻ってこない感じのようです。

以前にも書きましたが、ロシア人のキプロス資産は310億ドル(約3兆円)に達しており、削減部分はキプロス人と言うよりもロシア人資産にかかる部分が多くなるのではないでしょうか。今後、ロシア人を始めたとした外国人の資金逃避が確実となるでしょうから、資産の大幅減少にどう対処するかというのが、キプロスの課題となってきます。

キプロスについては私が訳して伝えるまでもなく日本語のニュースが溢れかえっているので、今日は別な話題で。Finmarketが2012年のロシアの貧困層について伝えています(元記事が見つからなかったのでRambler Financeの引用記事)。

ロシアで収入が最低生活費を下回る貧困人口は、2012年末時点で1580万人、国民全体の11.2%を占めています。2011年末では12.7%だったので、だいぶ減っていますね。ロシアでの格差が開いている?という記事でもコメントしましたが、格差が開いているよりもむしろ底上げがなされているという見方は正しかったようです。

ここで貧困層認定の基準として使われている最低生活費は、労働人口では月額7263ルーブル(約22000円)。日本と比較すると、 東京23区30歳独身男性の場合83700円+住宅費(厚生労働省生活扶助基準額)と成っていて、日本の1/4~1/6といったところでしょうか。これだけあれば暮らしていけるのか、あるいは政府が低く抑えているのか・・・おそらく後者なんだと思います。

貧困の定義はいろいろありますが、日本で生活保護を受けている人数と考えると、212万人(Wikipedia)で、2%弱。

日本の戦後と同じように、まず一部が大金持ちになって、そのお金が少しずつ国民に行き渡っている、そういう段階なんでしょうね。

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