もともと宿泊料だけが規制対象と言われていたところに、他のサービスについても、あんまり変な価格設定はするなよと国(反独占庁)が睨みをきかせるという発表がありました。Vedomostiが伝えています。

以前、ホテル代についての規制については記事にしましたが、この記事でも具体的に価格が掲載されていたので紹介します。
  • 3つ星:4339-5741ルーブル(最大18000円程度)
  • 5つ星:8253-13000ルーブル(最大41000円程度)

オリンピックなんて究極の独占みたいなもんですから、少々の独占価格であったら観光地価格、お祭り価格だからしょうがないと思ってしまいます。しかし市場に任せているとロシアの一地方のことなので良心的な価格は期待できません。 すでにここぞとばかりに値上げはされているみたいですし(建築など)。ま、高くして人をあまり混ませなくするということは市場原理に叶っていますが、一般人としては避けてもらいたいところです。

基本的なサービスとなる医療、交通などで、一応反独占庁が目を光らせているということを知らしめてくれるのはありがたいですね。 ただ、まだ罰則規定はなく、今後議論されるとのことなので、どこまで実効性があるかは疑問です。

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