ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

ロシア語

アベノミクス:阿倍野美香と異次元の緩和

昨日、何気なくツイートしたのが好評だったようなので、翻訳ネタがない(酒を飲み過ぎて勉強する時間が取れなかったorz)ところでブログネタに。タイトルがハリーポッターぽくってちょっと気に入ってます。

[単語]
アベノミクス : абэномика, абэномикс
「異次元の緩和」 :  "новое измерение монетарного смягчения"

アベノミクスの訳語は、アベノミカ、アベノミクス、両方あるようです。英語が苦手なロシア人に説明するときは「アベノミカ」の方が分かりやすそうですが、そうでなければ「アベノミクス」で問題ないでしょう。

ただ、「アベノミカ」というのがなんかはまってしまって。阿倍野美香、阿倍野美香。
阿倍野美香さんにはぜひがんばっていただきたいと思っています。個人的には美香派です。短期的にインフレと好況の期待を生み出したというだけで、今回の政策の効果はあったと考えられます。日本の経済政策でここまで効果を作れたのは久しぶり(バブル以来?)なのではないでしょうか。

ただ、効果が恒久的なものではなく短期的なものだということを心に留めておく必要あり。効果が出ているうちに、日本経済の構造改革が進み潜在成長率が上がらないと悲惨な結果になりかねません。いずれにせよ単なるカンフル剤。ここから先は政府ではなく民間の役割だと思います。

さて、アベノミクスについては訳語がたくさん出てきますが、もう一つのキーワードである「異次元の緩和」についてはまだ定訳はなさそうです。直訳は避けて「巨大な金融緩和」としているものが多いかも。ここで採用したのは、Finmarketにあったもので、直訳は「金融緩和の新次元」となります。

プーチン「資金がロシアだけに流れ込むようにしろ」

土曜日恒例のヨッパライ更新。今日の酒は岩手県遠野産とれたてホップ一番搾り2012です。このビール、かなり好きです。ラガーよりエール派なのですが、こういったフレッシュな感じのラガーも好物。

さて、Vesti Financeが、ロシアの経済成長にかかる拡大政府会合の場でのプーチン大統領の発言を報道しています。

プーチン大統領の発言はロシア語を勉強する人にとっては美味しい餌です。わかりやすい言葉を使いながらも、おそらくアタマの良さを強調するために気の利いた言い回しをテキストに盛り込んでいたりして。綺麗な言葉を習得するには、プーチンのスピーチやインタビューをシャドウイングすると良いかもしれません。プーチンみたいな喋り方が出来れば、ロシア人や、ロシア語を使っているかなり特殊でおかしな日本人に受けると思います(私はネタにしたことはありませんが、そのうちやってみたいと思ってます)。でも、今日紹介するような経済政策のスピーチはあんまりおもしろくないです、正直。

それにしても、プーチン大統領は、その立場上しょうがないのかもしれませんが、スピーチから「ロシアが繁栄すればあとはどうでも良い」的な臭いがプンプンしてきます。前にも書きましたが、ロシアの経済政策からは近隣窮乏化を支持しているような節が見られます。このスピーチもそういう臭いがしてます。

「世界経済成長の「エンジン」にはトラブルが起こっており、そのためビジネス状況がロシアにとって最も有利になるようにこのチャンスを利用しなければならない」「ロシアに投資環境を創りだすだけでは足りず、投資環境が実現し、投資家が自身の資金をほかのどこでもない我が国ロシアに向けるよう投資家に売り込んでいくことを覚えなければならない」

ロシアに住む人の人生に責任を持つロシア大統領として、それを第一に持ってくることは当然です。でもこんなことばっかり言ってたらロシアは世界のリーダーにはなれない

消されてしまうかもしれないのでここらへんで。あと、昨日の「地方に職がないのならモスクワで働けばいいじゃない」でも書きましたが、地方在住のロシア人がモスクワに移住できない件についての発言があったのが興味深いです。政府でも問題視されていた、ということがわかったのが大きな収穫。

ロシアの記事に特有なのですが、やたらめったら「プーチンは・・・と述べた」とか「プーチンは・・・と強調した」とか、「プーチンは・・・と指摘した」といった表現が各段落に埋め込まれています。これってソ連時代の悪習なのかもしれませんが、こう書けば記者の仕事を果たしたと思ってるんでしょうかね。プーチンの生発言をそのまま掲載してもらった方が1.5倍くらい読みやすいのですが。というわけで、以下の訳ではそのような表現を省いております(ので、このブログで経済用語を勉強している方が万が一いらっしゃったらご注意ください)。続きを読む

30円札の偽札が未だに出回っている件について

RIA NOVOSTIが2012年のルーブルの偽札についての記事を掲載しています。昨年初めて1000ルーブル札にかわり5000ルーブル札がトップに踊りでたようです。まあ、それは分かるのですが10ルーブル札の偽札もいまだに出てきていることが驚きです。30円の偽札を作るのにいくらかかるんだろうか・・・。

今日たまたま、ツイッターで「コペイカってどうやって使うの?」的なやり取りを見ましたが、私はスーパーや地下鉄のカッサでこまめに使ってなるべく持たないようにしていました。モスクワっ子は結構な確率で捨ててますよね。どうしても捨てたりするのに拒否感があるのですが、下手にいっぱいためて重い財布を持ち運んだり、財布を壊してしまったり、どう使おうか頭を悩ませて時間を浪費するよりは、合理的な考え方なのではないかと思います。

外貨の偽札も見つかっているようで、もちろんドルが一番多いのですが、驚くべきは中国元の偽札。ハバロフスクとかか。日本円は報道されてないので見つかっていないのでしょう。

今回の訳自体は簡単だったのですが、少し悩んだのが数字の表現です。5000ルーブル札の偽札が「12,063 thousand」見つかった、と記事では伝えています。ロシアでは、桁数のカンマがピリオド、小数点を示すピリオドがカンマなので、この場合は「12.063千」枚の偽札、となるはずなのですが、はて、12.063千枚って12,063枚だよな、なんでこんな書き方してるんだろ、と悩んでしまったわけです。12,063,000だと多すぎだろうし。というわけで、ここは想像で12063枚と訳しました。もしかすると1200万枚かもしれません。そのほうがネタとしては楽しいですが、投資先としては不適格と判断しちゃいますよね。

では、訳は以下をご参照。続きを読む
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