ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

ロシア企業

【悲報】企業世界ランク50からロシア企業は姿を消す【ガスプロム57位】

Rambler FinanceがVedomostiの記事を引いて、Financial Timaes グローバル500のトップ50からロシア企業が消えたことを報じています。

ロシア企業は総じて苦戦しているようです。

ロシアのトップはもちろんガスプロムなのですが、昨年31位だった同社は今年は57位へと落ち、株式時価総額のランキングであるグローバル500のトップ50から陥落。この間株価は30.4%マイナスの1014億ドルとなった。ガスプロムは2008年5月に3651億ドルまで時価総額を上げていたがその後急落し、2013年4月移行は1000億ドルを割り込んでいる。

ロシアで2位はロスネフチ。これも昨年の79位から81位へとランクを落としているが、時価総額は増加している(756億ドル→809億ドル)。

3位はズベルバンクで、86位→97位(709億ドル)。その他にランクしているのは、ルクオイル(142位、545億ドル)、スルグトネフテガス(231位、373億ドル)、ノリリスク・ニッケル(277位、321億ドル)、ノヴァテック(297位、307億ドル)、ウラルカリ(450位、218億ドル)。すべての会社が大きくランクを落としている。昨年366位にらくしていたVTB銀行はランク外に消えた。

参考までに、FTグローバル500のランクはこちら(英語) 。

日本企業で50位以内に入ったのはトヨタの27位のみ、100位以内でも三菱UFJの74位だけですね。 続きを読む

ロシア企業が安いのには理由がある:(4)株価の石油価格への従属(終)

Finmarketが伝えるCitiの分析記事もこれで終わりです。

最後に、ロシア株式市場評価で最も大きいと見られる石油価格への依存について述べられています。MSCI Russiaインデクス※は石油価格に従属しており、相関係数は89%とほとんど同じような動きをしているとのこと。

※正確にはMSCIインデクスに採用されている企業の利益率との相関関係

これまで当ブログでは何度も述べていますし、だいたいの方のコンセンサスになっていると思いますが、実際に数的分析をしてもやはり、やはり石油価格とロシア経済が相関というか従属しているという結果がわかって、嬉しいやら悲しいやら・・・実は違うんだよ!という分析も待っていたのですがそういうわけにはやはりいかないんですね。

まあ、石油価格が十分に低くなると相関関係が失われるらしいですが、引用元の記事に掲載されているグラフをみると、石油価格以上に企業利益率が下がるという最悪のパターン。コモディティよりボラティリティの高い経済、というわけでこのボラティリティが株価に織り込み済みなので安い、と。

だったらこれから石油依存から脱却すれば上がっていくんじゃないか、とも思いますが、そんな簡単に脱却できないだろうとも思ってしまうわけです。

なかなか明るい未来は描けないものです。でも日本よりは明るいと思っていますがね。


ロシア企業が安いのには理由がある:(1)石油依存によるボラティリティ
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ロシア企業収益が10%増加して日本より多いみたい

Finmarketが、2012年の企業収益が前年に比べ上昇したとの統計を報じています。

2012年のロシア企業収益は前年に比べ9.9%増加し、7兆208ルーブル(約22兆円)(小規模企業、銀行・保険、国営企業除く)。日本はと言うと約25兆円の見込み(野村證券(PDF注意))なので、規模的にほとんど変わらないんですね。むしろロシアで一番儲けていると思われる石油・ガス関連の国営企業分が入ってないことを考えると、前けてるってことか。これはロシアを褒めるべきなのか日本がだらしないのか。

産業別に見ると↓のとおりです。
・不動産業 :3110億ルーブル(+390%)
・電気・ガス・水道業 :2014億ルーブル(+100%)
・製造業 : 2兆823億ルーブル(+12.5%)
・農林業 : 1268億ルーブル(+24%)
・輸送・通信業: 9240億ルーブル(+24.6%)
・小売業 : 1兆8371億ルーブル(-10.2%)

小売以外は概ね好調のようです。農業なんて干ばつで大打撃を受けたって話が出てましたが大企業ベースでは利益を伸ばしてるんですね。 

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ロシアの就職人気ランキング!ある意味予想通り

昨日は雇用者としてどの企業が良いかという記事を紹介ましたが、今日は、ロシア人の就職企業人気ランキングを紹介します。ちょっと前ですが、Vesti Financeが掲載した記事です。


これによると、栄えあるロシア人の就職人気ランキング1位はガスプロム。

まあ、そうでしょうね。世界最大のガス会社ですから。エネルギー系企業に就職したくてたまらない人が多いと思います。仕事場の同僚もガスプロムからオファーが来たら絶対受けるって言ってましたし。全然業種違うが・・・。半国営で安定&高給というイメージがあるのでしょう。

2位はロスネフチ。・・・上と同じコメントしかできません。4位のルクオイルも同様。

3位がズベルバンク。郵貯銀行みたいなもんです。日本だとメガバンクが人気あるのと同じような位置づけでしょうか。

5位はロシア鉄道。あんまり人気がありそうな感じがしないのですがどうでしょうか。大都市以外だと堅い職場なのかも。モスクワではあんまり人気無いと思います(偏見?)。

その下エネルギー系とかニッケルだとかが続いてますね。あとは銀行、アエロフロート、保険、携帯会社と。大手志向が強いのは日本と変わらないよね!業種はだいぶ違うが・・・。 続きを読む

ロシア雇用者ランキング・1位Google2位MTS3位Microsoft

Vesti Financeが、社員・人事担当・求職者からのアンケートによる企業ランキングを公表しています。

順位は以下のとおりですが、やはり外資系とITが強いですね。
就職人気ランキングではエネルギー系が強いのですが、実際に関係している人の評価ではあまり高くないようです。特に、就職人気ランキング1位と2位をしめるガスプロムとロスネフチが実際の評価では100位にも入ってこない、というのは意外でした。給料は良いけど死ぬほど働かされる、とかそういう感じなのでしょうか。
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