ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

ルーブル建債券

SBIからまたルーブル建社債発行。今度は5.2%。

SBI証券からまたルーブル建て社債が発行されるようです。今回の発行元はまたもやバークレイズ・バンクPLC。

売れ行きが良いのでしょうか。今日はイタリアで変な動きになりましたが、確かに最近は円安の傾向が続いているので、外債を買っておこうという気持ちはわかります。

が、1月のBNPパリバのやつが年率6%で、今回が5.2%。発行体の格付けはS&PのA+で変わらず、期間はBNPパリバが5年で、今回のが3年半。

ちなみにロシア国債はここを確認すると2018年償還のものの利回りが約6%。ロシアの国債格付けはBBBなので、格付けが良いので利率が低いのはわかるが、バークレイズは日本でルーブル起債してロシア国債買うだけでさやが取れる計算か。しかしどんどん安くなるな・・・。

以前にも書いたとおり、このくらいの利率ではそれだけで手を出せるような魅力はありません。円安が今後3年半続くと確信しているのであれば良い商品かと思いますが、そこまでは確信がもてません。これなら株式市場に投資するほうが諦めがつきますね。通貨切り下げ競争がつづき、ロシアも参戦して公定歩合を下げるようなことになれば債券がちょっと魅力的になるかもしれませんが、この買い方だと途中売却も面倒そうですし、為替手数料に勝てるかどうか・・・。

いずれにせよ、投資は自己責任でおねがいします。
 

1年で9%低下!それでもロシアの富裕層の平均年収は1200万円。

RBK Dailyは、2012年に富裕層の状況が悪化したと伝えています。

原因は給与水準の低下と不動産価格の下落。ロシア人富裕層の平均所得は月31万ルーブル、100万円程度。昨年1月と比較すると9%下落したらしいです。なるほど、月100万円、年収1200万円か。富裕層は・・・富裕だな。

日本では、投資可能資産が1億円以上というのがマーケティングで使われる富裕層のセグメンテーションのようです。収入では、ここのところ評判の富裕層増税の対象となっているのは年収4000万円超 。これは多すぎのような気がしますので、現在の最高税率40%が課せられる年収1800万円か。こちらのほうが私の「富裕層」の感覚に近いですね。サラリーマンじゃよっぽど偉くなんないと無理!的な。

そういった雲の上の話は置いておいて、気になるのは給与水準の9%低下に加えて不動産価格が下がっていることですね。ここではモスクワのマンション価格が下がっていると報じています。こちらの記事でも、ハイクラスのマンション価格が4.8%下落したとあります。どちらも昨年下半期に起きている変化ということでトレンドとしてはネガティブになっています。こちらは利率の高止まりも一因。

先日紹介しましたが、プーチン大統領は次のように述べています。
利率の上昇も懸念されている。しかもインフレ率をはるかに上回る水準であり、経済および市民に対する与信への影響は避けられない。
インフレが6%代、個人向け融資の利率が8.2%なので、実質金利はそんなに言うほど高くないとはおもうのですが、実際に不動産価格にも影響がでているようですから、政府としてもなんらかの介入に走りそうですね。利下げになると、ルーブル安の方向に動きます。ロシア経済の成長に投資しているのであれば、その分経済が加速すれば良いと思えるのですが、ルーブル建て債券投資だと為替の影響をもろに受けてしまいますので、用心した方が良いかと。

富裕層の所得が減った分、マス層にお金が回っているのであれば国全体としてはバランスが良くなっていると評価できます。一人あたりGDPはおそらく増えているのでしょうから、問題ないといえば問題ないと楽観的に受け止めました。

では、以下、ちょっと今回は訳が荒いかもしれませんん。「благосостояние」ってどう訳せばよいのでしょうか。 
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BNPパリバがまたルーブル建社債を発売。今度は6%。

以前、ちらっとルーブル建て社債のことを書きましたが、またBNPパリバが今度はSBI証券でルーブル建て社債を売るようです。今度は年率6%ともう少し下がっています。

他のサイトでは、発行体の格付けの観点からちょっと利率が安すぎるというコメントを見つけましたが、こちらとしては、ルーブル建て債券は円建てで生活する人にとっては為替リスクを買うようなものと考え、2017年までに円安・ルーブル高となると予想出来れば買いかなと。両国のインフレ率格差はアベノミクスを考えても4%以上(ロシアの2013年のインフレ率は6%以上との予想が多い)ですが、3年という短期・中期だと購買力平価では為替は説明できないので、円安を信じる方はご購入を検討ください。資源高ならありえると思います。

某サイトでロシア人に聞いたら、「ロシアじゃこの利率じゃ売れない」とは言ってました。ルーブル建てで考えると確かにインフレに負けますしね。

ロシア:2013年のインフレ率予想は6-9%

2012年度のロシアのインフレ率は6.5%と、年初予想より少し高くなったようです。RBKが伝えるところによると、2013年は6-9%のインフレ率予想がなされていますが、だいたい6%後半の予想が多いようです。「続きを読む」以降に一部引用しておきます。

ちなみに最近マネックス証券で発売されたPNBパリバのロシアルーブル建て社債の利率が6.18%ですので、ルーブル建てで見る限りこの債券は実質マイナスの利率になってしまいそうですね。円建てでは為替の要素があるのでなんとも言えませんが、 日露間のインフレ率格差にもかかわらず中期的に円安に動くのかどうか、不安なところです。ロシアではこの利率で起債できるのでしょうか。

 インフレがどうなるかという点では、農作物の作付状況と公共料金の価格改定が影響をおよぼすようです。農業は経済に占める割合はあまり大きくないと思っていましたが、消費者物価には比較的大きな影響を与えるのでしょうね。それにしても、公共料金の値上げが10-15%とは高いですね。インフレ率より高くてみんな文句言わないのでしょうか。
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