プーチン大統領が、水光熱費が一部地方で225%増しになったことについて吠えています。RBK Dailyが伝えています。

記事の内容的には2段落くらいですむのですが、プーチン大統領の叱咤をそのまま記事に落としているが面白く訳してみました。イメージとしてはべらんめえ調。サンクト出身だからちょっと違うんだと思うんですけど、話している中身を見ているとべらんめえ調で話してるとしか思えなかったので、前半はそう訳していたのですが後半はやっぱり大統領だしということで丁寧にしてみました。

「気が狂う」с ума сойтиはロシア人がよく使う表現の一つ。кошмар「悪夢だ」と同じくらいよく聞きます。日本語で言うとちょっと強いですが。

この記事を見ただけではちょっとわからないので調べる必要があるのですが、政令354号で、これまでの水光熱費支払いを2つに分けて、所有者が払う分(固定資産税のようなもの?)と、実際に使っている人が払う分(水光熱費?)と請求するかどうかを地方公共団体が決められるようになったようです。今回は、この制度を導入したせいでムルマンスク州などで毎月の支払が225%増しになったことについて、プーチン大統領が表題の発言をしたわけです。

上乗せするのはわかるが、もっと穏やかにしておけよ、という結論でした。あんまり変わってないとおもうんですけど。

一番最後のプーチン大統領の発言が怖い感じでソ連ぽかったので紹介します。
プーチン大統領はこう指示した「なるべく早く問題を解決しろ。分かったか?支払いは経済的な根拠付けがあり社会的に平等でなければならない。国民が平等さがなく、官僚の横領と高慢しかないと思うようだったら、地方公共団体、地域、州、連邦官僚の評価はそれに見合った正しいものになると思って欲しい」
日本の政治家でこんなにはっきりと言う人います?いたらマスコミにこき下ろされそうですけど。「恐怖政治だ」とか言って。

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