ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

サンクトペテルブルク

20歳未満の失業率が30%近いロシア

Rambler Financeが、Vedomostiの記事を引いてロシアの若年層失業率を報じてます。

7月は、季節トレンドにしたがってロシアの失業率も減少した。7月の失業者数は76,000人減少し、失業率は労働人口(4013万人)の5.3%に下落した。なお、米国は7.4%(同1億1514万人) 、EUは10.9%(2億6424万人)。

ロシアで最も失業率が高い層は、学校を卒業したばかりの若年層で、都市部の15-19歳の層で29.2%、農村部で25.6%を記録している。20-24歳だとそれぞれ12.5%、15%と半減している。最も失業率が低いのは40歳代で、都市部で2.5%、農村部で5.5%だ。15-24歳の若年層全体では14.8%(都市部14.1%、農村部16.8%)。 

40.8%の失業者は、職探しをして3ヶ月未満であり、逆に1年以上の失業者は27.1%だ。32.5%の失業者は全く働いた経験がない。

地方別だと、イングーシが44.5%で引き続き最も高く、チェチェン(27.4%)、トゥィヴァ(21.6%)と続く。最も低いのは、サンクトペテルブルク(1.6%)とモスクワ(1.7%)だ。

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失業率の地方間格差:サンクト1.1%、イングーシ46.1%

ロシア統計局が発表したロシアの地方ごとの失業率について、Finmarketが伝えています。

2013年第1四半期末の失業率は、ロシア全体では5.8%と低い水準。
地方別では主なところは↓のとおり。
  • モスクワ : 1.6%
  • サンクトペテルブルク :  1.1%(!)
  • チェチェン : 27.6%
  • イングーシ : 46.1%(!)
昨年のものについて、服部倫卓さんが伝えています。
サンクトペテルブルクの1.1%ってどういう状態なんだ?加熱しすぎような気がします。逆に、イングーシの46.1%ってどうよ? 

ロシアの場合は、公式統計では前述のサイトによれば職安に登録して失業手当をもらっている率ということで、他国に比べて統計が過小にでるようですが、今回はILO基準のようです。

地方ごとに失業率がこれだけ差があるのは、以前の記事(地方に職がないのならモスクワで働けば良いじゃない)でも書きましたが、ロシア国内は移動の自由が制限されているので、それが影響しているのだと思われます。

[単語]
・уровень безработицы : 失業率
Уровень безработицы в РФ различается от 1,1% в Петербурге до 46,1% в Ингушетии.
ロシアにおける失業率は、ペテルブルクの1.1%からイングーシの46.1%まで様々である。

・МОТ : 国際労働機関(ILO)

・отметить, наблюдать, зафиксировать : (「~が見られる」という構文で使用される)

Самый высокий уровень безработицы отмечен/наблюдается/зафиксирован в ---.
失業率が最も高かったのは、---である。

プーチン「気でも狂ってんじゃねえの?」水光熱費の225%上乗せについて

プーチン大統領が、水光熱費が一部地方で225%増しになったことについて吠えています。RBK Dailyが伝えています。

記事の内容的には2段落くらいですむのですが、プーチン大統領の叱咤をそのまま記事に落としているが面白く訳してみました。イメージとしてはべらんめえ調。サンクト出身だからちょっと違うんだと思うんですけど、話している中身を見ているとべらんめえ調で話してるとしか思えなかったので、前半はそう訳していたのですが後半はやっぱり大統領だしということで丁寧にしてみました。

「気が狂う」с ума сойтиはロシア人がよく使う表現の一つ。кошмар「悪夢だ」と同じくらいよく聞きます。日本語で言うとちょっと強いですが。

この記事を見ただけではちょっとわからないので調べる必要があるのですが、政令354号で、これまでの水光熱費支払いを2つに分けて、所有者が払う分(固定資産税のようなもの?)と、実際に使っている人が払う分(水光熱費?)と請求するかどうかを地方公共団体が決められるようになったようです。今回は、この制度を導入したせいでムルマンスク州などで毎月の支払が225%増しになったことについて、プーチン大統領が表題の発言をしたわけです。

上乗せするのはわかるが、もっと穏やかにしておけよ、という結論でした。あんまり変わってないとおもうんですけど。

一番最後のプーチン大統領の発言が怖い感じでソ連ぽかったので紹介します。
プーチン大統領はこう指示した「なるべく早く問題を解決しろ。分かったか?支払いは経済的な根拠付けがあり社会的に平等でなければならない。国民が平等さがなく、官僚の横領と高慢しかないと思うようだったら、地方公共団体、地域、州、連邦官僚の評価はそれに見合った正しいものになると思って欲しい」
日本の政治家でこんなにはっきりと言う人います?いたらマスコミにこき下ろされそうですけど。「恐怖政治だ」とか言って。

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地方に職がないのならモスクワで働けば良いじゃない

本日は軽く2本立て。

Vesti Financeが2012年末の失業率について報じています。以前の記事でもお伝えしましたが、今度は統計局発表の数字で、地域別になっています。

地域別では、最も失業率が低かったのがモスクワ、サンクトペテルブルクで、最も失業率が高かったのはイングーシとチェチェン。予想通り!!!過ぎて言葉もありません。

が、驚くべきはその数字。正確な数字がどこまで測れているのかという問題は脇に除けると、モスクワの0.6%、サンクトペテルブルクの1.1%という数字は驚異的です。自然失業率ってなんですか状態。逆に、イングーシは47.1%、チェチェンは28.8%と何それどこの南欧ですか?という数字に。ま、背景を考えればこちらは納得。

地方に職がないのならモスクワやサンクトペテルブルクで働けば良いじゃない、とお考えのマリー・アントワネット的な方が多いかと思いますが、そんな方は自分にマリー的な要素があるとご自覚ください。ロシアには移動の自由はあるようですが移住の自由はありません。モスクワの住民登録がなければモスクワで働くことはおろか住むこともできないのですが、住民登録を取るのは極めて難しいようです。某所で見かけましたが、モスクワ以外に住むロシア人にとって、住むのが世界で一番難しい都市はモスクワとも言われてるらしいです。

しかしこの失業率(全体平均)だけを見ると景気が良さそうにみえるんですけどねえ。続きを読む
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