キプロス議会が預金への課徴金に関する法案を否決しました(朝日新聞)。
その後、キプロス大統領とロシア大統領で電話会談があったと、RIA NOVOSTIが報じています。
すでにロシアはキプロスに対して融資の返済期限の5年間の延長など金融支援を行っており(ロイター)、追加支援を依頼するものと思われます。明日(というか今日か)、キプロスの財務大臣がモスクワを訪問して詳細を話すようです。
名目GDPが247億ドルのキプロスに対して100億ユーロの金融支援ということで、割合で言えばとんでもない額の支援をするわけですから、EU側が厳しい条件を付けるのもしようがないところがあるとは(はたから見ると)思います。欧州の支援策を否決したことで、何も策を講じないとキプロスはユーロ脱退、デフォルトに陥ることになります。小国とは言え欧州・ロシア、とりわけ関係の深いギリシャへの波及効果は甚大となると考えられますので、欧州からの支援を別条件とすることを求めると同時に、ロシアからどれだけ支援が引き出せるのかにかかっているのかも。
(追記)
どうでも良いですが、Russkoe Radioでフィギュアスケート選手のプルシェンコのインタビューを聞いていたら、DJが「キプロスに貯金してないの?」と尋ねて「キプロスに貯金してないよ、ロシアしかない」と言ってましたが、これがロシアでは日常的な挨拶になっているのかもしれません。ロシア人にあったらぜひ訊いてみてください。続きを読む
その後、キプロス大統領とロシア大統領で電話会談があったと、RIA NOVOSTIが報じています。
すでにロシアはキプロスに対して融資の返済期限の5年間の延長など金融支援を行っており(ロイター)、追加支援を依頼するものと思われます。明日(というか今日か)、キプロスの財務大臣がモスクワを訪問して詳細を話すようです。
名目GDPが247億ドルのキプロスに対して100億ユーロの金融支援ということで、割合で言えばとんでもない額の支援をするわけですから、EU側が厳しい条件を付けるのもしようがないところがあるとは(はたから見ると)思います。欧州の支援策を否決したことで、何も策を講じないとキプロスはユーロ脱退、デフォルトに陥ることになります。小国とは言え欧州・ロシア、とりわけ関係の深いギリシャへの波及効果は甚大となると考えられますので、欧州からの支援を別条件とすることを求めると同時に、ロシアからどれだけ支援が引き出せるのかにかかっているのかも。
(追記)
どうでも良いですが、Russkoe Radioでフィギュアスケート選手のプルシェンコのインタビューを聞いていたら、DJが「キプロスに貯金してないの?」と尋ねて「キプロスに貯金してないよ、ロシアしかない」と言ってましたが、これがロシアでは日常的な挨拶になっているのかもしれません。ロシア人にあったらぜひ訊いてみてください。続きを読む