Finmarketが、ロシア経済に関するメドベージェフ首相の記者会見の内容を報じています。ガソリン価格についての箇所が面白かったのでご紹介。

メドベージェフ首相の発言より、2013年上半期の経済指標をまとめている方が面白いのですが、それは明日の記事にします。

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ガソリン価格の高騰が収まり、逆に急落する可能性もあるが、それは石油価格が急落した場合だ。ロシアにとって石油価格の急落はガソリン価格が高騰するよりも大きな不幸である。ガソリン価格の上昇は客観的に決められるものであり、ロシアだけでなく他国でも起こっていることだ。

ガソリン価格上昇を抑えるためには、代替エネルギー源を開発するための条件を創っていかなければならない。小売での違反については、対応する組織が反応しなければならないだろう。 

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うーん、身も蓋もない言い方。
でも、これがロシア政府高層部のホンネなんでしょうね。 「パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない」に通じるところもあるような気がします。これをはっきりというところが良いところかもしれません。日本だったら思ってても言わないよね。続きを読む