ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

インフラ

インフラの罠 -渋滞による経済損失-

FinamarketがVedomostiの記事を引いて、交通インフラの悪さによって経済成長が抑制されていると伝えています。

交通・輸送の問題によって経済成長の天井が3%に抑えられているので、交通インフラへのさらなる投資と構造改革が必要であるという論。

 戦略開発研究所の研究によると、道路などのインフラへの投資不足によって、2012-2020年の間の経済の損失は6兆5000万ルーブルに及ぶとのこと。問題解決のためには、年間1兆円ほどの投資が必要ですが、高等経済大学の調査によれば、予算で組まれているのはその1/4にすぎず、しかも年につれてその金額は減っていくようです。

この数字の根拠は別として、モスクワにいると確かにこのひどい渋滞でどれだけの経済活動が制限されているのだろうと不思議に思います。昔、雪の日に友人宅に遊びに行くのに、歩きと地下鉄を使ったら1時間で行けるところをタクシーに乗ったら4時間かかったことがあります。タクシーの運転手とも険悪な雰囲気になり 最悪の想い出となりました。今こうやってネタにできるから良いと思うしかありません。

出張者がモスクワに来た時にも、空港から市内のホテルまで4時間かかったと言われ困りました。初の大雪が降った日で嫌な予感はしていたのですが…。迎えに行かなくて良かった(笑)

こういった問題はモスクワ、サンクトペテルブルクだけでなく、地方都市や地方都市を結ぶ高速道路で起きています。広い国土を持って資源に恵まれていても、こういうところにはお金がかかる。一長一短ですね。 

ロシア企業が安いのには理由がある:(3)設備保守に費用がかかる分野

昨日は酒のんでそのまま寝てしまって更新できず・・・なんという屈辱ッ。
というわけで本日は2つ更新です。

引き続きFinmarketが掲載しているCitiの記事について。

ロシア企業の価値が低く見える件を、その特徴が顕著である4分野(石油、ガス、インフラ、金属)について分析しています。要は、「ソ連時代の設備保守にばかり金が使われて新規設備にはあまり投資されていない」ことが、企業の利潤を大きく見せているということです。

ノリリスク・ニッケルなんて新規投資ゼロみたいです。本当?

前提がちょっと大げさなところもありますが、上記の条件を考慮に入れてPERを修正すると6.2倍から10.3倍に上がり、割安感が薄れると。それでもそんなに高くないように見えますが・・・(日本企業と比べてしまうからか)。

もう1つだけ記事が続きます。

ロシア企業が安いのには理由がある:(1)石油依存によるボラティリティ続きを読む
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