ロシア経済ニュース

ロシア経済に投資する中年の備忘録(ロシア語→日本語翻訳日記)

ロシアネタ

ロシア人スター・ランキング、1位はシャラポワ

Forbesが、ロシア人スタートップ50について報じています。

ランキングは以下のとおり。

1位 マリヤ・シャラポワ(テニス選手)
2位 グリゴリー・レプス(歌手)
3位 ワレーリー・ゲルギエフ (指揮者)
4位 フィリップ・キルコロフ(歌手)
5位 アレクサンドル・オヴェチキン(ホッケー選手)
6位  スタス・ミハイロフ(歌手)
7位 クセニヤ・ソブチャク(テレビ解説者)
8位 ニコライ・バスコフ(歌手)
9位 ナタリヤ・ヴォジャノワ(モデル)
10位 アンドレイ・アルシャヴィン(サッカー選手)

何人ご存知でしたか?私は6人でした。

そして、ランキング開始以来初めてアーラ・プガチョワ(歌手)がトップ10から陥落(11位)。 
ランキング作成の基準となるのは、コンサートや広告料・本やCD代などの謝礼金、マスコミへの露出度、インターネット検索の3つ。 

トップ50すべてのリストはこちら

10位以下で個人的に気になる人はこちら↓
 
11位 アーラ・プガチョワ(歌手)
14位 ジーマ・ビラン(歌手)
15位 ウラリスキエ・ペリメニ(コメディアン)
17位 ワレリヤ(歌手)
21位 マクシム・ガルキン(テレビ解説者)
26位 ニキータ・ミハルコフ(映画監督)
27位 ゼムフィラ(歌手)
31位 アナスタシヤ・ヴォロチコワ(バレエ・ダンサー)
35位 エヴゲニー・プルシェンコ(フィギュアスケーター)
42位 クリスチーナ・オルバカイテ(歌手)
43位 ボリス・アクーニン(作家)
45位 リュベー(歌手)

個人的な趣味に偏ってます(≒サッカー、ホッケー選手なし)。
プガチョワ・キルコロフ・オルバカイテ家族は稼いでますね。ゼムフィラって新作出してない?のにまだまだ売れてるんだなーと嬉しく思いました(ライブに何度も行くくらい大ファン)。

作家ではボリス・アクーニンの43位が最高。日本語にも何冊か訳されてますし面白かったです。手元に今あるロシア語の小説原典は、この人の「アザゼル」とアンドレイ・クルコフの「ペンギンの憂鬱」だけだな・・・。最近読んでないのでちょっと勉強します。なお、この人は日本文学研究もしてて、三島由紀夫の翻訳なんかもしてたりします。


フィギュアスケーとでは、プルシェンコは昨年はあんまり活躍してませんからね、こんなもんでしょうか。次世代が入ってくるのはこれからかな・・・と信じたいですね。
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ビックマック指数で引き続きルーブル安

エコノミスト誌で発表されたビックマック指数の最新版についてFinmarketが伝えています。

Big Mac_54
Big Mac_54 / rob_rob2001


現在、アメリカでビックマックは4.56ドル。
ロシアでのビックマックの価格は87ルーブルで、現在の為替レートで換算すると2.64ドル。購買力平価が局地的に成り立つとすると、1ドル=33ルーブルというレートは、ドルが42%高という計算になります。「本来の」レートは、1ドル19ルーブルに。

ルーブルは歴史的にドルに比べて安く評価されている。ソ連で最初にマクドナルドがオープンした1990年には、ビックマックは6.8ドルした。ソ連の公式為替レートが1ドル=60コペイカだったからだ。

2001年にはルーブルの評価安が51%にまで達し、その後2006年までその数字は小さくなリ2008年には30%にまでなった。しかし2009年には機器の影響で40%にまで拡大。その後ルーブルは少しずつ増価していたが、2012年中盤からまた下がり始めた。2013年にはいってからも下がっている。今年の1月にはビックマックは72.88ルーブル=2.43ドルであった。 

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為替がどうこうというよりも半年でビックマックが73ルーブルから87ルーブルに値上がりしてる方が日本人には驚きかもしれませんね。1990年のビックマックの値段は面白い。

記事に張ってあった図をみると、日本円も安いという評価になってましたね。
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12月1日よりロシアでMNP開始

RBK Dailyが、ロシアで12月1日からMNPが始まるとの予測と報じてます。

携帯電話会社を変えても電話番号が引き継げるのは便利ですよね。しかも携帯電話会社間の競争も激しくなって消費者にとってはより有利、と。

映像・音声付きなのでヒアリングの練習にもなりますね。

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秋には主要な携帯電話会社は広告にお金を掛けなくてはならなくなる。RBK Daily紙は、いわゆる「携帯の奴隷」について3大携帯会社の今後を調査した。12月1日から、契約者は携帯電話の番号を変えずに携帯電話会社を変えることができるようになる。MTS、Megafon、VympelKomの3社間の競争が激化し広告戦争になると通信分野の有識者は見ている。


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ロシア人の愛と労働

Finmarketが、ロシア人の愛と労働の重要性について報じています。

ロシア人は理性よりも心で生きているようだ。
転職ポータルサイトSuperjobのアンケートによれば、45%の人が愛は明確にキャリアより重要であると答え、キャリアが1番重要であるとした冷淡なキャリア主義者は24% 、どちらでもない/わからないのが31%だった。

62%の人が、両思いはキャリア成長に良い影響を与えると信じている。その反対は10%だった。

22%の人が、不幸な恋によって仕事に没頭することがあると考えており、また22%は仕事には影響しないと考えている。36%の人は、片思いで苦しむときは仕事がうまくいかないと思っている。

人事担当マネージャーの40%は、恋をしている社員は、そうでない社員に比べて良い仕事をすると考えており、37%は反対に生産性が落ちるとし、6%は仕事と勘定は関係ないと考えている。

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日本でアンケートをとっても、建前上は同じような結果がでそうですけど、個人的には意見がわかれている方に驚きました。割とみなさん恋愛が1番と言うのかと思ってた。Россию умом не понять (ロシアは理性では理解できない)ってみなさん大好きなフレーズだし。続きを読む

インフレ、資金流出、ウォッカのシェアダウン

今日は短い記事3連発で。

Vesti Ekonomikaが、2013年第2四半期のロシア市場のからの資金流出が91億ドルに達したと伝えています。 

第1四半期の資金流出は290億ドル、上半期合計で381億ドルとなりました。2012年同時期は437億ドルだったので、少しは改善とと言えるのでしょうか?いや・・・。

新興国全体からの資金流出が続き、日米のような先進国にお金が集まっているような状態です。ロシア株式市場もさえません。これだけ円安になっているのに私のロシア関連ポートもマイナスに転落です(T_T)

続きます。 続きを読む

世界平和度指数でロシアは北朝鮮より下の155位

RBKが、イギリスの世界平和研究所が発表した世界平和度指数ランキングでロシアが155位だったと報じています。

ロシアの下にはあと7カ国しかないようです。最下位はアフガニスタン、ちなみに北朝鮮は154位とロシアの一つ上です。日本は6位で、ランクを1つ落としています。

世界平和度指数についてはこちら(Wikipedia)。 治安や犯罪率といった内的状況だけではなく、軍事費や武器輸出など外的要因も考慮に入れた指数です。

ロシアはやはり、テロの問題や武器輸出、暴動による死者数などでかなり低いランクとなっている模様。武器輸出はかなり好調みたいですからね。 

上位はアイスランド、デンマーク、ニュージーランド、オーストリア、スイスと、ヨーロッパ中心。経済危機のあったギリシャやスペインはやはりランクを落としています。

下位はアフリカ、中東、東南アジア。 
旧ソ連での最高位はモルドバの75位でした。
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ロシアへのグルジアワイン輸入再開

RIA NOVOSTIが、ロシアへのグルジアワイン輸入が再開したと伝えています。

グルジアのワインメーカー「Dugladze」社が、2006年の輸入禁止以来初めてのロシアへの出荷を金曜日に行った。今週には約15万本のワインが届けられる。

「Dugladze」社以外にも、「Alaverdi」社、「Teliani Vele」社が輸出許可を得ている。

 グルジアからのワイン、ミネラルウォーターおよび農作物の輸入は、グルジア・ロシア関係の悪化に伴い2006年春に禁止された。輸入禁止の公式な理由は、グルジア産品の質の悪さであった。

2013年3月、ロシア主任衛生医師のGennadiy Onischenkoは、ロシア基準を満たしている検査を終えた企業に対し、ロシア市場における産品の登録手続きを許可すると発表。企業リストには、ボルジョミ社やSairme Mineral Waters社、Kindzmarauli Maranii社、Teliani Vele社、Tsinandalskiy Stary Vinniy Pogreb社が含まれている。

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ロシア以外の国では(日本を含めて)普通に飲めていたのですから、政治的な理由以外の何物でもなかったようです。ただ、しばらくはグルジアワインの価格が高止まりしそうだと別な記事で言っているので、どこまでロシア市場で人気を取り戻せるかわからないですね。

安さもその魅力だったので・・・。 

まだキンズマラウリやツィナンダリは入ってきてないんですかね。 続きを読む

ソチオリンピック「フィギュアを見るツアー150万円交通費含まず」

Rambler FinanceがVedomostiの記事を引いて、ソチ・オリンピックツアーにかかる値段について報じています。

人気のホッケーの準決勝、決勝、3位決定戦を見て、3つ星の「Zelenaya Roscha」に4泊するツアーだと、1人266,642ルーブル(約80万円)かかる。

一番高くつくのは、フィギュアスケートと閉会式を見る1週間のツアーだ。チケットと4つ星の「Zhemchuzhina」の宿泊で、1人44万ルーブル(約150万円)だ。朝食、競技日の公共交通機関の切符、プレゼント付きだが、ソチまでの移動費は含まれていない。

ロシアの連邦反独占局は、国際オリンピック委員会とそのパートナー企業に対しては干渉しないとしている。

オリンピックのチケット自体はネットで購入できる。最も高いホッケーのチケットは2枚で18.2万ルーブル(約60万円)、最も安いチケットで3.8万ルーブル(14万円)だ。それよりも、ホテルの方が難しい。今のところ、オリンピック期間のホテル予約はできない。例外は、オリンピック会場から50km以上離れたLazarevskiy地区のみ。ホテルはオリンピック委員会と契約を交わしており、委員会側に全部屋を渡しているという。そのため、ホテルやチケットで頭を悩ませたくない人は、ホテルとチケットのパッケージで買うのが1つの方法だ。 

オリンピック期間中のホテル価格は、最高価格が設定されており、ホッケーの主要な試合の期間のホテルを予約しても、10万ルーブル(32万円)で済むはずとホテル側はいう。

なぜパッケージはこんなに高いのか? Jet Set Sportsは、国際オリンピック委員会が定めたプレミアを載せているからだとしている。

(以下略)
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ソチオリンピック行きたいけど行ける気が全くしない・・・。
というかチケットも手に入らない・・・。

プーチンさん離婚

プーチンさんが離婚されたとのことです。
インタビュー映像だけ引いておきます。

 

グルジアワイン、6月中にも店頭へ

RIA NOVOSTIが、グルジアワインがロシアの店頭に6月にも並びそうだという記事を掲載しています。

Grigoriy Karasinロシア外務副大臣が、プラハでのグルジア側との最終協議を終えたところで発表しています。

グルジアのミネラルウォーターはすでにロシアに入ってきており、ワインも7つのワイン製造業者へのライセンスが下りたので6月中には店頭に並ぶ、とのこと。

ただ、輸入通関をするのは、モスクワ州のAlabinskiy税関だけに限定されているようですが、こういう場合は汚職の発生しやすい状況かと・・・。

確か2008年から輸入禁止になっていると思うので、5年たってやっと再開です。
この輸入禁止では、もちろんグルジアのワイン製造関連の人たちが痛手を負ったわけですが、ロシア在住のたくさんのグルジアワイン愛好家も被害を受けましたし、我々のような、「やっぱキンズマラウリ最高だょね♥」「いや、フバンチカラが正義!」とか言っているクラスタにも影響を与えました。このような規制の被害を受けるのは、国と言うよりも個人なんですよね。
 
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ロシア経済の成長を信じロシア経済に投資する中年の投資と勉強の備忘録です。 ロシア語の勉強も兼ねて、ロシアや旧ソ連諸国の経済関連ニュースを紹介していきます。勉強中なので、いろいろ教えて下さい。 HN:イワノフ ブログランキングに参加しています。面白かったらどちらか押してください~↓
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