ロシア経済の調子は引き続き良くないですね。ここにきてまた下方修正の報道です。

ロシアのETFは売った方が良いでしょうかね。本気で売りを検討しています。そういえば、一時期あれだけ売られていたルーブル建て社債も最近見なくなりましたね…。

- - -

IMF:ロシアのGDP成長率予測を改めて下方修正

IMFが再び2014年のロシア経済成長率予測を下方修正した。IMFの発表では、今回は3%から2%への下方修正と成る。今年度の経済成長率予測は変わっていない。

「経済成長は鈍化し続けている。同時にインフレはターゲット・レベルを依然として上回っており不安要素を維持している。投資の回復と海外景気が良いという条件で、2013年のGDP成長率は1.5%で、2014年はそれを少し上回る2%と予測している」とIMFが発表したとPrimeが伝えている。

IMFはロシア経済成長速度の鈍化が継続しているとも指摘。今年度末には消費者物価指数もターゲットを上回りそうだ。リスク要因はやはり世界金融市場における景況悪化だ。

「この予測は次のようなリスクでも左右される。つまり、国際市場での金融引締予測、国際石油価格へのロシアの依存度、不良債権の増加およびビジネス環境・投資における構造改革のスピードが不透明であることの影響などだ」とIMFは考えている。

IMFがロシア経済成長予測を下方修正したのは始めてではない。6月にもロシアGDP成長予測を3.8%から3.25%に低下させている。9月にも3%に下方修正した。

それに先立ち、12月3日、ロシア経済発展省は2013年GDP成長率予測を1.8%から1.4%に下方修正すると同時に、2014-2015年の予測も修正している。アレクセイ・ウリュカエフ経済発展大臣が発表した。製造業については、2013年成長率予測は0.7%から0.1%への下方修正となった。設備投資は2.5%から0.2%へ低下。消費者物価指数の上昇については、6%から6.2%へと予想を悪化させている。インフレ率上昇については、4.2%と予想していた公共料金の伸び率を4.3%に修正した。

2014年の平均ルーブル為替は、33.4ルーブルではなく33.9ルーブルと予想されている。2016年には35.4ルーブルと経済発展省は予想している。

連邦院はすでに2014年度予算および2015-2016年度計画を承認している。そこでは、予算赤字は来年度で3896億ルーブル、2015年度は7966億ルーブル、2016年度は4865億ルーブルとされている。来年度の国防支出は1兆200億ルーブル、安全保障・警察には1兆4600億ルーブル、社会政策には3兆5300億ドル、教育には5622.2億ルーブル、保健には4625.3億ルーブルの支出となっている。

タチヤナ・ゴリコワ会計検査院長は予算計画を非現実的で矛盾したものとしている。オクサナ・ドミトリエワ公正ロシア党副党首は「哀れな結果の予算」と名付け、セルゲイ・カラシニコフ自由民主党議員は「デフォルト予算」と呼んだ。アントン・シルアノフ財務大臣は、予測にしたがった予算であると強調している。