EBRDが新たなロシア経済成長予測を出しましたが、その水準が2013年度で1.3%になるとしています。Finmarketが報じています。

5月には1.8%としていたわけですが、かなりの下方修正です。
ソチオリンピックも目前に迫っているというのに、経済では良いことを全く聞きませんね。東京オリンピックも似たようなものじゃないかと個人的には思っています。

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ロシア経済は1.3%を超えて成長しない

2013年のロシア経済成長は急に減速し、1.3%となる。欧州復興開発銀行(EBRD)が公式サイトで公表した。

2013年5月に発表された同様の報告では、2013年のロシア経済成長率は1.8%水準と予想されていた。

2014年にもロシア経済は部分的にしか回復せず、成長率は2.5%に留まる(5月次点では3%)。

経済減速の原因は、継続する世界経済の苦境だ。特に、ユーロ圏と原則と石油価格の低下が挙げられる。

ロシア経済への投資水準は引き続き低く、資本流出も継続されている。「投資環境の質と効率的な投資価値についての不安が一部反映されている可能性がある」と同報告では指摘されている。

2014年に成長が回復するのは、大規模な国家インフラプロジェクトに対する支出増を含む柔軟な財政政策が取られた場合に可能となる。しかし、財政的な政策の範囲は、予算を均衡させるために必要不可欠な石油価格によって制限されてしまうとEBRDは指摘している。

「投資流入を加速させ、経済の石油・ガス収入に対する依存度を下げ、3%超までのGDP成長率に到達するためには、構造改革とビジネス環境の改善が必要だ」と報告では指摘されている。

EBRDは同行が投資する国々(中欧、南東欧、東欧、バルト諸国、中央アジア、南東地中海諸国)の2013年度経済成長率予測を、5月の2.2%から2%に下げている。2014年の成長率予測も以前の3.2%から2.8%へと悪化させている。

経済発展省は、10月末にアンドレイ・クレパチ時間が発表したとおり、今のところ2013年度ロシアGDP成長予測を1.8%のまま変えていない。ただし、現在のダイナミクスが維持されると成長率は1.5%未満にもなりうると同次官は指摘していた。

Finmarket
 
[単語]
・деловая среда = бизнес-климат : ビジネス環境