Finmarketが、中銀のルーブル為替介入政策ルールの変更について報じています。

ドル・ユーロからなる通貨バスケットに対するルーブル為替は一定の幅を持って固定されていますが、2015年までに変動相場制へ移行すること目標として、今回、為替介入をかけるルーブルの揺れ幅を1ルーブルから3ルーブル幅に拡大しました。

それだけロシア経済が自信をつけてきたということでしょうが、ルーブルのボラティリティが上がりそうですね。

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ナビウリナがルーブルを変動為替制へと送り出す
Finmarket

中央銀行は、為替介入を行わないルーブルの通貨コリドーの範囲を大きく広げ、ルーブルの下支えからほぼ完全に撤退した。

8日、ロシア中央銀行は、2015年まで同行が順守するルーブル為替支援の新たなルールを公式サイトで発表した。

・中銀は、ドル・ユーロからなる2通貨バスケットが自由に動く「中立的な」範囲を設定するコリドーの幅を1ルーブルから3.1ルーブルに拡大した。「中立的な」範囲内では中銀は為替介入を行わない。

・通貨バスケットのコリドーの幅自体は7ルーブルで変わっていない。

・つまり、ルーブルは2通貨バスケットに対し今後は32.3-39.3ルーブルの間で動くことになる。しかし、34.25-37.35ルーブルの範囲では中銀は為替介入を行わない。以前は35.3-36.3ルーブルの範囲だった。

・為替介入を行う政策のその他の要素は変わらない。

・2通貨バスケットが中銀が設定した範囲を0.95ルーブル上下に超えた場合、中銀は1日4億ドルレベルでの市場介入を行う。

・範囲からのズレが0.95-1.95ルーブルとなった場合、為替介入のレベルは1日2億ドルとなる。

・通貨コリドーを5コペイカ動かすためには4億ドルレベルの介入が必要となる。この量は達成されたが、今のところ公式にはコリドーの動きは確認されていない。

・10月7日に行われてた為替介入は1.2億ドルだったと中銀は初めて公式に発表した。

・2015年にかけて中銀は変動相場制への移行を完了すると公表している。 

 
[タンゴ]
変動相場制 : плавающий валютный режим
(為替)市場介入 : интервенция на рынке
2通貨バスケット : бивалютная корзина
通貨コリドー : валютный коридор