Kommersantが、移民労働者の本国への送金額に関する世銀報告の記事を掲載しています。

やはり タジク、キルギス、モルドヴァは多いですね。モルドヴァは昔はGDPの半分と言われてたと思いますが、最近は1/4に減ってるんですね。ルーマニア語が話せるので、スペイン語やイタリア語もすぐ話せるようになるので移民が多いと聞いています。ある意味羨ましい…。


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 移民の労働が、移民先の国だけではなく移民元の国にとっても経済的事実としてますます重要になってきてている。2013年に移民が本国い送金した額は5000億ドルを超える見込みだ。GDPの1/3ないし半分もの額が移民の送金である旧ソ連の国もある。
2013年、発展途上国からの移民が本国経済に与える影響は4140億ドルであり、前年比で6.3%増加していると世銀の調査で判明した。2016年には5400億ドルを超えると同銀行専門家は考えている。全世界の移民が本国に送金する金額は、20113年は5500億ドル、2016年には7000億ドルになるとも言われている。

この評価は、ロシアやラトヴィア、リトアニア、ウルグアイなどが発展途上国ではなく高所得国家に属するようになった世銀の新カテゴリーに従っている。

(中略)

本国GDPに対する送金額の割合で見ると、旧ソ連諸国が無条件のトップを占めている。2012年、タジキスタンからの移民の送金額はGDPの約半分、48%を占めた。キルギスは31%、モルドヴァは24%だ。これらの国と同様なのはレソトとネパールで、GDPの約1/4が本国に送金されている。

 実際の数値はこれを上回る。公的チャネルを通じた送金にかかる費用が高いため、移民はその他の本国送金の手段を探さざるを得なくなっていると世銀の専門家は指摘している。
[単語]
・Всемирный Банк, ВБ : 世銀
・мигрант : 移民
・развивающиеся страны : 発展途上国
・денежное перечисление : 送金