Interfaxが、ロシアがモルドバワインの輸入を再び禁止したと報じています。

私も勉強不足でよくわからないのですが、素人が見るとどう考えても恣意的かつ政治的なものにしか見えないんですよね。グルジアもそうですが。主任衛生医師の発言でも、「なんで俺たちがこんな仕事しなくちゃいけないのか意味がわからないから全面輸入禁止」ってどういうことでしょうか。

まあ、私がロシアよりモルドバの方が好きだからこう見えてしまうのかもしれませんね。日本もモルドバワインは輸入してますし、イタリアやフランスの企業が買収したモルドバワイナリーもありますから、全面停止にするほどのものということはよっぽどなんでしょうね。それともロシア向けに低品質のワインを輸出しているのか。

ロシア側の主張を抄訳して紹介します。

---
 モルドバワインが再び輸入禁止に
消費者保護・福祉監督庁は9/10にモルドバからのワイン輸入禁止を決定した。ワインの質が問題だという。

オニシチェンコ主任衛生医は次のように語った。

「輸入禁止はモルドバ側から問題のシステマティックな解決に向けた具体的な方策が見られるまで続けられる。モスクワ経済の乳母を務めるつもりはない。

ロシア側は最近何度もモルドバ・ワインの品質についての問題を取り上げてきた。ここ3週間でなんども交渉や合意に達しようと努力してきた。輸入禁止は、我々は本当にしたくなく、必要に迫られたものだが、この状況を打開する唯一の可能性だ。

モルドバ・ワイン製品の品質を不安に思う深刻な根拠がある。許容される量を上回る可塑剤が検出されている。これは製造技術や材料・製品の保管に何らかの違反があることを意味する。洗練された製造には相容されないものだ」

今年度、モルドバからロシアへは1300万リットル以上のアルコール製品が輸入されている。8月末にロシア消費者保護・福祉庁は、健康に害を及ぼすフタル酸ジブチルを検出したとしてモルドバからの8貨物輸入を停止した。また、さらに2種類のモルドバのアルコール製品もロシアの国家登録を否認されている。

オニシチェンコ医師は、状況は悪化しており、2006年のときのような方向に向かっていると話した。2006年、ロシアはモルドバからのワイン輸入を禁止したが、その後徐々にロシア市場に戻ってきていた。オニシチェンコ医師は、これまで行ってきた手作業での管理をするリソースなくなってしまった、モルドバ政府機関が行うべき仕事をロシアのラボに負担させる意味が無い、モルドバにはアルコールの品質を管理するシステムがないと言った。

[単語]
Роспотребнадзор : 消費者保護・福祉庁
эмбарго : 輸入禁止
пластификатор : 可塑剤
партия : 貨物
дибутилфталат : フタル酸ジブチル