Rambler Financeが、Vedomostiの記事を引いてロシアの若年層失業率を報じてます。

7月は、季節トレンドにしたがってロシアの失業率も減少した。7月の失業者数は76,000人減少し、失業率は労働人口(4013万人)の5.3%に下落した。なお、米国は7.4%(同1億1514万人) 、EUは10.9%(2億6424万人)。

ロシアで最も失業率が高い層は、学校を卒業したばかりの若年層で、都市部の15-19歳の層で29.2%、農村部で25.6%を記録している。20-24歳だとそれぞれ12.5%、15%と半減している。最も失業率が低いのは40歳代で、都市部で2.5%、農村部で5.5%だ。15-24歳の若年層全体では14.8%(都市部14.1%、農村部16.8%)。 

40.8%の失業者は、職探しをして3ヶ月未満であり、逆に1年以上の失業者は27.1%だ。32.5%の失業者は全く働いた経験がない。

地方別だと、イングーシが44.5%で引き続き最も高く、チェチェン(27.4%)、トゥィヴァ(21.6%)と続く。最も低いのは、サンクトペテルブルク(1.6%)とモスクワ(1.7%)だ。

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