Finmarketが、上半期のロシアにおけるM&Aの不振について伝えています。

2013年上半期のM&Aあ134億ドルと、2012年同期と比べて半減した。外資からのロシア企業への買収意欲は大きくおちているが、ロシア企業による外国企業の買収は逆に31%増加している。

投資銀行業務からの収入全体で見ると、2013年上半期は4億490万ドルと、昨年同期比で58%増加しているが、M&Aアドバイザリーは伸びていない。上半期の収入は8360万ドルと、昨年同期比で6%減少し、2010年以降で最も低い結果となった。

逆に、債券資金調達は昨年同期比で57%伸び(1億4630万ドル)、投資銀行業務全体の36%を占めるようになった。株式資金調達は2倍に増え5820万ドル、シンジケート・ローン組成は150%増加の1億1670万ドル。

投資銀行ランクとシェアは↓
1.VTB Capital(10%)
2.JP Morgan(8.1%)
3.Societe Generale(7.2%)
4.Sberbank CIB(6.0%)
5.Citi(5.7%)
6.Gazprombank(5.3%)
7.BNP Paribas SA(4.9%)
8.Goldman Sachs & Co(4.2%)
9.Renaissance Capital Group(4.0%)
10.Bank of America Merrill Lynch(3.9%)

2013年上半期のM&Aは金額ベースで134億ドルで、昨年同期の270億ドルから半減した。2005年以降で最も失敗した結果となった。しかも、うち85%はロシア企業によるロシア企業買収であった。

最も人気のある分野は電力。その後、通信、製造業と続く。

 ロシア企業による外国企業の買収は活発で、31%増加の35億ドルとなった。うち43%がスイスでの買収。M&Aの金額ベースでの世界ランクは16位と、ロシアの不人気さを表す結果となった。

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外資によるロシア企業の買収は大きな案件がなかったようですね。しかし、特に大きなショックなどもなくだらだらと不振が続いた2013年上半期でこの結果だと、本格的に調子が悪い感じがします。

ちなみに世界ランクだと米国、中国、ドイツ、日本、英国の順。新興国の調子の悪さが目立ちます。 

ロシア語的には投資銀行業務関係の単語が覚えられて良かったす。 
[単語]
・слияния и поглощения : M&A(買収・合併)
・комиссионная деятельность : 投資銀行業務
・комиссионный банк / инвестбанк : 投資銀行
・андеррайтинг облигаций : 債務調達業務(デット・ファイナンス)
・синдицированное кредитование : シンジケート・ローン