7月で、このブログも開始6ヶ月を迎えました。更新頻度は落ちておりますがコンスタントに続けられてほっとしています。さて、7月も無事、早くも終わってしまいましたので、2013年7月の人気記事を紹介します。
1位は真面目なロシア経済の予測記事でした。珍しく真面目な記事がトップを取りましたね。このブログでは、真面目な経済の記事とネタ的なロシア人記事を書いていますが、やはりネタ的なものの方が人気があると思っていました。
2位はなんと3月の記事ですが、ロシアの人口減についての記事が引き続き上位にランクイン。なお先月は2位、5月は5位、4月は1位、掲載した3月は5位と、掲載以降ずっと5位以内にランクしてます。タイトルがショッキングなこと、あまりこの点に注目した記事が日本語でないからからでしょうか。ロシア経済の先行きにとって重要な指標です。
最近は、ロシア経済について暗い見通しばかりになってきましたね。旧ソ連崩壊以降、ロシア経済の唯一のロコモティブとなってきたエネルギー輸出ですが、拡大したロシア経済全体の成長を維持することができるほど今後の成長が見込まれなくなったことが大きいのでしょう。圧倒的な進撃の巨人が味方についていたわけですが、それに頼り切りになってしまっていたということでしょうか。人口も今後減っていきますし。
そういう意味で、日本経済と似た感じなのかもしれません。
エネルギーと技術力という、売りにしていたものは違いますが、今後の経済成長を約束させるようなものではなくなってしまったこと、人口減を見据えた経済成長・社会保障の軟着陸が必要であること。状況を重ねて見る人もいらっしゃるかもしれませんね。