RIA NOVOSTIが、ロシアの地方自治体におけるローン購入のマンション価格についての統計を掲載しています。

ランキングの画像はこちら。
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ランキングは、「自分の住む地方で働く共働きの家庭が、頭金20%、20年ローンで、家計収入の最大40%をローンに回したときに購入できるマンションの広さ」にもとづいています。

予想通り、ワースト1位はモスクワで、たったの28.6平米。1K。
ワースト2位は以外にも沿海州で31.7平米。不動産価格に比べて賃金が低いためか。

サンクトペテルブルクはワースト12位で、36.9平米。いずれにせよ家族で住むような広さではないですね。 ネネツとかマガダン、ハンティ・マンティスクなんかがランクが高いです。1位のヤマロ・ネネツ自治管区では同じ基準で128.7平米のマンションが買えます。地価は安いけど資源があるので賃金が高めということでしょう。

1平米あたりの地価も掲載されており、トップはやはりモスクワで163,100ルーブル。2位のサンクトペテルブルクに倍の差をつけてます。一番安かったのはオルロフ州とイングーシ共和国の30,100ルーブルでした。

モスクワやペテルブルクでは庶民がマンションを買えないレベルだというのがよく解りますね。
 
[単語]
・первоначальный взнос : 頭金
・ипотека : モーゲージ、住宅ローン