ロシア中銀第一副総裁のインフレ・ターゲット発言について、Vesti EkonomikaRIA NOVOSTIが伝えています。

インフレ率がなかなか下がりません。5月までの速報値で、年率換算で7.2%-7.3%という数字が発表されています。2012年は6.6%でした。

Aleksey Ulyukaevロシア中銀第一副総裁は、この7.2-7.3%という数字は最大限であって、今後低下していくと発言しています。 以前、Sergey Shvetsov中銀副総裁が、将来数年のインフレターゲットを4.5±1.5%とすることを政府に提案したと発表していましたが、本件はまだ承認されていないようです。

今年のインフレターゲットは5-6%と設定されていますが、 この目標に向かって政策金利を下げる可能性もあると言っているようです。

日本とは違いインフレを下げたいロシア。というかインフレを上げたいのは現在の日本くらいなのかもしれませんwが。経済は好調とは言えないのに、失業率は低く、インフレ率は高い。統計に問題がないという前提においては、なかなかうまい対策は見つかりません。基本的に経済を活性化させるような財政・金融政策はどれもインフレ率を上げる効果があるので、難しいところです。
[単語]
・церевой ориентир по инфляции : インフレターゲット
・возможное отклонение в любую сторону по 1,5 процентных пункта :±1.5%の変動幅