キプロスの話題が続いたので、久々にロシアのネタを。
RBK Dailyが昨年のロシアから海外へのウォッカ輸出について報じています。

昨年、ロシアから海外へのウォッカ輸出は1%減少。輸出が多いのは「ルースキー・アルコール」社(CEDC)と「ルースキー・スタンダード」社。以前の記事で紹介しましたが、CEDCはポーランド資本です。

「ルースキー・アルコール」社が擁するロシアの人気No.1ウォッカである「Green Mark」がイギリス向けに好調のようです。価格帯としては安い(前回調べた時は1本600円程度)ので、ストリチナヤが席巻している日本市場にもこの際乗り込んでいただきたいのですが。

「ルースキー・スタンダード」は逆にイギリス市場を失って輸出減少。こちらも日本に来てほしいところです。私がよく飲んでいたもの、ちょっとお高いのですが美味しいです。

輸出先ランクは、
1 ウクライナ  26.9%
2 ドイツ 12.4%
3 アルメニア 10.4%
4 イギリス 9.4%
5 アメリカ 5.8%
6 アゼルバイジャン 4.6%
7 ラトビア 4.5%
8 グルジア 2.4%
9 キルギス 2.3%
10 ベトナム 2.2%
11 イスラエル 1.9%

となっています。日本は入らんよな。
しかしなんで日本だとストリチナヤばっかりなんでしょうかね。と思って楽天ウォッカウィークリーランキング見たら、ストリチナヤの他にペルツォフカ(唐辛子入りウォッカ)が入っていたり、ルースキー・スタンダード、フラグマンを売っているところもあるようです。通販天国は素晴らしいですね。

 
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≪Русский алкоголь≫ vs ≪Русский стандарт≫: чью водку больше любят на Западе 
00:05, 21.03.2013

「ルースキー・アルコール」vs「ルースキー・スタンダード」:西側で好まれているのはどっち?

世界の巨大市場ではウォッカ・ブームが起こっているが、ロシアのウォッカ企業はこの景気の波に乗ろうと急いではいないようだ。RBK Dailyが調べた関税局統計によると、2012年のロシアのアルコール輸出は1%減少し、5100万リットルだった。最大の輸出企業はやはり「ルースキー・アルコール」(CEDC)と「ルースキー・スタンダード」だ。

ロシア企業の中で輸出が最も増加したのは「ルースキー・アルコール」だ。同企業は「ゼリョーヌィ・マルカ」(グリーン・マーク)を生産しているが、海外での売上を9.3%増加させ2000万リットルに達した。総生産量は1億4900万リットルで、輸出の割合は13.5%となる。つまり、同企業にとって輸出は単なるイメージ戦略ではなく、他の大半の同業者と同様、メインのビジネスの最重要部分であると言える。

「ルースキー・アルコール」の輸出戦略実現のための重要な出来事の1つがイギリス市場進出だ。2011年、CEDCグループはWilliam Grant & Sons(WGS)とイギリス市場における流通に関する合意を締結した。WGSは「ルースキー・スタンダード」との協力継続をやめていた。最初のイギリス向け輸出が開始されたのは2011年12月だ。関税局統計によると、昨年イギリスへは81万リットルの「ゼリョーナヤ・マルカ」(海外では「Green Mark」として売られている)が輸出された。あまり多くはないが、スタートとしては感触は悪くない。

(中略)

輸出志向の強いロシアの主要企業である「ルースキー・スタンダード」にとっては、統計を見ると昨年の評価は一定しない。このペテルブルクの工場は生産量を13.8%増加させ2300万リットルに増やしたが、輸出は6.3%減少し1300万リットルとなった。輸出割合は57%。

(中略)

その他のロシア・ウォッカ市場を率いる企業にとっては、輸出はまだ「イメージ」の段階である。「アルコール・シベリア・グループ」社(「Pyat' Ozer」「Khaski」)の輸出割合は1.6%(120万リットル)、「シナジー」社(「Belen'kaya」「Beluga」)は1.7%(235万リットル)。両社とも2012年には輸出をそれぞれ4.8%と6.8%減少させている。

Vadim Drobiz連邦・地方アルコール市場研究所所長は、ロシアのウォッカ輸出の伸びが見られないことは、市場が限界まで逼迫していることを意味するものではないと言う。「問題は、財務的・事務的にロシア企業の可能性が限られていることにあると思われる」。また、輸出嗜好のブランドがないことがロシアのウォッカが西側に浸透することを妨げている。「「Beluga」には見通しがあるが、スーパープレミアムウォッカであって量がでるものではない。「Belen'kaya」や「Pyat' Ozer」といったロシアでのベストセラーも、ロシアでは消費者に浸透しているが、外国人に伝わるものではない」とDrobiz所長は述べた。

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