Vesti Ekonomikaが、最低賃金が来年1月から6.7%引き上げられ、5554ルーブルとなると報じています。
引き上げられても、まだ経済発展省が計算する最低生活費の2/3以下なんですね。日本でも、生活保護をもらったほうが低賃金で働くよりも多くもらえることがが議論になっていますが、ロシアでは今でも最低賃金は最低生活費に満たないようです。
130万人がこの賃金で働いているようですが、掛け持ちやパートも含んでいるということで、これだけを生活の糧にしている人がどれだけいるのかはわかりませんが、これだけ経済が発展してきて月17000円と言われるとさすがに厳しいでしょう。
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引き上げられても、まだ経済発展省が計算する最低生活費の2/3以下なんですね。日本でも、生活保護をもらったほうが低賃金で働くよりも多くもらえることがが議論になっていますが、ロシアでは今でも最低賃金は最低生活費に満たないようです。
130万人がこの賃金で働いているようですが、掛け持ちやパートも含んでいるということで、これだけを生活の糧にしている人がどれだけいるのかはわかりませんが、これだけ経済が発展してきて月17000円と言われるとさすがに厳しいでしょう。
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1ヶ月あたりの最低賃金を6.7%引き上げ5554ルーブル(約17000円、2013年インフレ調整後)とする法律案を準備したと、マクシム・トピリン労働社会福祉大臣が発表した。
現在の最低賃金は月5205ルーブル。2013年度労働可能人口の最低生活費との比率では65.8%だ。経済発展省は、平均最低生活費を月7911ルーブルと計算している。
5554ルーブルという最低賃金は、掛け持ちで働く人やパートも含めて約130万人にかかってくるとトピリン大臣は述べた。公務員のうち半分はこのような労働者だ。
ロシア連邦労働法第133条の要請に基づき、最低賃金を労働可能人口の最低生活費に段階的に近づけるよう法律案が作成されたと同省では説明している。
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